プレイしてから数ヶ月が経つが、今更ながらに最恐のホラーと名高いOUTLASTの評価や感想等を書いてみたいと思います。
※ネタバレはあまりしないよう心掛けていますが、少々のネタバレが含まれる場合もありますのでご注意下さい。

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『OUT LAST』
●Red Barrels
Steam販売ページ

フリージャーナリストの主人公、マイルス・アップシャーが、グローバル企業『マーコッフコーポレーション』が謎の実験を行なっているという内部告発を受け、件の『マウントマッシブ精神病院』に潜入、その秘密を暴くために院内を調査するという内容になっている。

プレイヤーの基本的持ち物はビデオカメラのみで、非戦闘タイプ。銃や近接武器というものは存在せず、異常者に見つかった場合は逃げるか隠れるかしかない。
院内は暗い箇所が多く、ビデオカメラの暗視機能を使って進んでいくのだが、暗視機能を使うとバッテリーの消耗が激しく、数に限りがあるのであまり乱発はできない。

院内の各所は荒らされ、血生臭く、異様な雰囲気を醸し出しており、異常者達が徘徊している。

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ホラーには”和ホラー”と”洋ホラー”の2種類があると思うのだが、和ホラーといえば独特の陰湿な雰囲気と、背筋が凍るような物語で心理的恐怖感を植え付けるのに対し、洋ホラーはグロテスクな表現や驚かし要素でビックリさせるような表現が特徴的。

OUTLASTは洋ゲーなので、その手法は洋ホラーそのもの。個人的には映画は和ホラーが好きなのだが、ホラゲーに関しては洋ホラーが好みである。
疑似体験ができるゲームでは、単純で王道なおばけ屋敷的演出が好きなのだが、このOUTLASTはその辺りの演出が秀逸だと感じた。

自称ホラー耐性Sクラスの私も、序盤からの驚かし場面ではつい声をあげて鳥肌が立ってしまった(;´д`)
見えないところからの登場や、一度警戒を解いて油断させておいてからの驚かし、曲がり角の先への恐怖など、終盤まで一切の手抜きを感じないその演出は最後まで緊張感を与えてくれる。
また、ホラーではBGMや効果音での演出も重要な要素だと思っているが、この辺りも非常によくできていると感じた。プレイの際は是非ヘッドフォンでプレイすることをお勧めしたい。

登場するのは幽霊といった類のものではなく、人体実験によって異常者と化した患者達なのだが、前述のとおり主人公は戦闘する術を持たない。
なので、彼らと遭遇してしまったら全力で逃げて隠れるしかなく、見つかってしまえば彼らの凶器の餌食となってしまう。

隠れる場所はロッカーやベッドの下などとなるが、うまくやりすごさなければならない。
実際に自分がプレイしていた際、いくつかあるベッドのひとつに隠れて息を潜めていると、異常者が私を探して一つ一つベッドの下を除き出した時は「うぉぉぉぉぉマジかぁぁぁぁ!!」と焦ったw
こういった演出も非常によくできており、緊張感や恐怖感を高めてくれる。

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と、絶賛しまくりではあるが個人的には本当に非常に楽しめた。現状、自分がプレイしてきたホラゲーの中では「驚いた、怖い」という部分でNo.1の作品である。
暴力、殺人、性的な描写やグロテスクなシーン、乱暴な言葉が随所に出てくるので、その辺の耐性がない方は注意を。

零などの雰囲気重視のホラーより、突然ドーンとくる手法で驚かせる洋ホラーが好きにな方には是非おすすめしたいですね。